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1102 800字で、短編あらすじ。No,10「悪ガキバトーの水曜日」 津荒夕介 9月22日 |
2004/9/22(水)17:20 - 津荒 夕介 - 3112 hit(s)
800字で、短編あらすじ
No,10「悪ガキバトーの水曜日」
津荒夕介 9月22日
王都から遠く離れたベリー村には、毎週水曜日の午前中にモンスターが来る。村人達はその時には家に閉じこもるようにしていた。モンスター達は村人を襲わない。両者の間に取引あるからだと村長は言う。村人達はモンスターに作物を渡し、かわりにモンスターは村を荒らさないという取引だ。これは村長の提案で始まった。モンスターに差し出す作物が大した量ではなかったので、本気でモンスターを退治しようとする者はいなかった。
ある日、悪ガキのバトーが一人でモンスター退治に行った。モンスターは森の奥の洞窟に住んでいる。バトーは洞窟に行く途中モンスターに会い、恐怖で動けなくなる。が、モンスターはバトーを襲わず、人間の言葉で心配してきた。バトーはモンスターと色々話し、彼らに対して恐怖を抱かないようになる。そして彼らと遊ぶようになった。
ある日、バトーが忘れ物を取りに洞窟に引き返すと、モンスター達の話し声が聞こえた。毎週村に行くのを止めようかという話だ。彼らは村長に金を貰って、毎週村で作物を貰ってきているだけなのだ。なぜ村長がそんな事を頼んでくるのかは知らなかった。
バトーは考える。なぜ村長がモンスター達を雇っているのか。考えてもわからないので、村長の家に忍び込み、村長の日記を見た。そこにはモンスター対策金を王都から貰って、その金を溜め込んでいると書いてあった。バトーは日記を盗んだ。
バトーはモンスター達に真相をあかし、村長を騙す作戦を提案する。水曜日。バトー達は村を本当に荒らした。午後になると、怒った村長が洞窟にやって来た。モンスター達に文句を言う村長にバトーは日記をつきつけ、村人達に真相をばらされたくなければ貯め込んだ金を全部モンスター達に渡せと要求した。村長はしぶしぶ金を渡したのだった。
一行あらすじ
村の悪ガキのバトーが、村を襲っていると思われていたモンスター達と交流したことをきっかけとして、村長の悪巧みを暴く話
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