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1131 仕事の説明その1
2004/11/17(水)22:35 - サカモト - 2054 hit(s)

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●まずはじめに
 今年はアテネオリンピックで多くの日本人選手が活躍。その影響でDVD/HDDレコーダーや
プラズマテレビ、液晶テレビなどの人気が高まり、多くのお客様が液晶テレビなどの商
品を購入されました。※1

 さて、ここで問題が1つ。まず、これは、ほとんどの量販店に共通していることですが、
テレビコーナーを担当している店員の数というのは、それほど多くありません。いったい
どのようにして少ない店員で、多くのお客様に液商品を購入していただいたのでしょうか?

 通常、液晶テレビなどの単価が高い大型商品は、1〜2時間程度の説明を聞き、ようやく
購入されるお客様がほとんど。多くの店員は、ある程度の時間をかけて商品を説明し、購
入してもらう販売方法がメインとなります。

 ですので、テレビコーナーの店員が全部で7人の場合、7グループ(もしくは7人)のお
客様が来店したら、それ以降に来店されたお客様には対応できなくなってしまうわけです
。 当然、今、説明しているお客様が購入せずに、後から来店されたお客様が購入する可
能性は十分にあります。また、対応できないということは、どの液晶TVを選んでいいのか
わからず、購入を取りやめて帰られるお客様もでてきます。
 結論として
「店員の少なさ=売り上げの損失」
 という方式ができあがる訳です。
 
 では、この問題を解消するためにどういう方法をとれば良いのでしょうか? 

○方法その1:店員の人数を増やす
 市場の価格が値下がりし、コスト削減が重要課題のお店にとっては、あまり良い手段と
は言えません。

○方法その2:お客様の説明にかける手段を少なくする。
 販売の他にも、店員の仕事にはクレーム対応、修理受付などもあり、1人がこなせる量
には限界があります。説明にかける時間を減らしただけでは、多くのお客様には対応でき
ません。

○方法その3:誰かに面倒な商品の説明を代わってもらう。
 はい。コレが現段階での正解となります。お店によっては説明だけでなく、販売から修
理受付などの仕事を任せるとこもあるようですが、基本は販売を支援する人を売り場に入
れるということになります。
 そして、このような人が、今回、説明していく販売応援員となります。


※1
例)松下電器の売上高が前年同期比で19%。約4兆3185億円も増加した(04年度中間決済時の情報)。
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★補足★
 今回は私のやっている東京近郊の家電販売店を支える販売応援という職種を一から解説
していきます。

 また、ココに書かれていることは私が実際の店員の方、もしくは派遣会社の方から教え
て頂いたモノになりますが、もし、間違った内容がありましたらご指摘をお願い致します。
 最後に、店舗、メーカー、派遣会社などでは、それぞれ使う用語が違うことが多々あり
ます。ですので、ここでは私が所属する派遣会社及び、派遣先のお店で使っている用語に
統一しています。何卒、ご了承の程をよろしく願い致します。  


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