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1091 :800字で、短編あらすじ。No.8「ライバル」 九月八日 津荒夕介 |
2004/9/9(木)05:00 - 津荒 夕介 - 1801 hit(s)
短編あらすじ。No.8「ライバル」
九月八日 津荒夕介
男子高校生二年生の佐山孝介は、成績がいい。入学以来ほんどのテストで一位になっている。この高校はレベルが高いので、これは凄いことだ。しかし彼は天才ではない。人並み外れた努力で、この成績を保っているのだ。
彼にはライバルがいた。犬谷信也という男だ。彼も頭が良く、佐山が一位を逃した時には、必ず一位を取った。彼らは仲が悪い。二人ともが自分の自慢を派手にしたり、人の悪口を良く言ったりするような性格だったからである。
季節が流れ、球技大会の時期になった。佐山は頭はいいのだが、運動が苦手だった。バレーをやることになったのだが、そもそもやる気がない佐山は、ミスを連発。チームメイトの足をひっぱりまくる。
佐山はクラスメイトやチームメイトから悪口を言われる。が、自分が下手で、絶対に上手くならないと思い込んでいる彼は、それを受け入れ我慢してしまう。
そんなある日、佐山が生徒会室で一人仕事をしていると、体育委員長の犬谷が入ってきた。球技大会関係の書類を渡しにきたのだ。犬谷は運動神経抜群だ。彼はバレーが下手な佐山を馬鹿にした。すると、ついに佐山は切れ、泣き言を言う。それを聞いた犬谷は、ライバルの無様な姿に怒り、佐山を殴る。そして努力もせずに苦手から逃げている佐山を叱った。
佐山は自分の間違いに気づく。それから一人で特訓を重ね、球技大会本番では犬谷率いる最強チームと接戦を演じたのだった。
一行あらすじ
男子高校生の佐山が間違った行動をするが、ライバルの叱咤によって自分の間違いに気づき、間違いを直す話。
山場(緊張するシーン)
佐山と犬谷と生徒会室で喧嘩するシーン。
狙い。
普段は仲の良いクラスメイトが叱咤してくれなかったのに、ライバルが叱咤してくれた――という意外性。
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