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1088 :800字で、短編あらすじ。No.7「瞳を見れば」 九月六日 津荒夕介 |
2004/9/7(火)03:20 - 津荒 夕介 - 1873 hit(s)
800字で、短編あらすじ。
No.7「瞳を見れば」 九月六日 津荒夕介
怖がりな高校生相沢萌は、二年生になった時、以前派手な喧嘩をしていた長身で顔が怖い男子麻生竜一の隣の席になってしまう。そして二人ともが図書委員になってしまう。
相沢と麻生はいっしょに図書室で受付けを担当する事になる。去年も図書委員だった相沢は司書から、麻生にやり方を教えるように頼まれる。相沢は緊張して説明する。麻生はしっかりと話を聞いて、すぐに受付けのやり方を覚えた。相沢は麻生を少しは安全だと安心するが、彼の顔を見る事はできなかった。
席が隣の二人は、読書という趣味が共通したりして仲良くなる。相沢は徐々に麻生に惹かれていく。が、やはり麻生の顔をしっかり見て話す事はできなかった。
ある日、麻生が喧嘩を止めようとしていた。それを見た相沢は、麻生が喧嘩を始めたのだと勘違いして、再び彼を怖いと思う。その後二人は図書室で仕事をした。仕事の最後に、司書に書庫の整理を頼まれる。司書は別の仕事で出て行った。
二人きりで書庫を整理する。相沢は麻生が怖くて上手く喋れない。気まずい沈黙が流れた。唐突に、麻生が相沢に自分の事が嫌いなのかと訊いてきた。相沢は沈黙する。麻生が相沢の頬を触ろうと手を伸ばしてきた。相沢は思わずそれをはじいてしまう。
相沢は混乱して逃げようとする。が、思いっきりこけた。動けない相沢に麻生が駆け寄ってくる。相沢は殴られると思った。が、麻生は相沢の頭を優しくなでただけだった。心地よさを感じながらゆっくりと目を開けると、微笑む麻生の顔が見えた。それを見た相沢は、麻生が本当は怖くない事を確信し、彼に恋をした。
一行あらすじ
怖がりな女子高生相沢が、見かけが怖い男子高校生麻生を怖がっていたが、しっかりと彼の顔を見た事で怖くないとわかり、好きになってしまう話。
ちょびちょび意表をつく話。
麻生のキャラ。怖い外見の男だけど、中身は優しい。で、可愛いものが好きで、本も好き。運動は嫌いだが得意。
あと、相沢がこけたりするちょっとした展開。
山場(緊張するシーン)は、二人きりの書庫シーン。
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