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1080 800字で、短編あらすじ。No.5「予知夢を見たら」 8月29日 津荒夕介 |
2004/8/29(日)04:03 - 津荒 夕介 - 2284 hit(s)
No.5「予知夢を見たら」
男子高校生の木島は酷く生々しい夢を見た。片思いの相手――ロリロリ女子高生兼巫女兼陰陽術士の笹原あゆが、胸に穴をあけて死ぬ夢だ。木島は動揺し、あゆに会いに行く。
あゆは元気だった。木島は安心して夢のことを話す。するとあゆは、木島が見た夢は予知夢に違いない、つまり未来を夢で見たのだと言う。なぜなら昨晩、占いで敵が迫っているとわかっていたから。そして、前々から木島には妙な力があると思っていたからだ。なにか時間がわかるような要素はなかったかと訊かれ、木島は月が満月だったことを思い出す。満月は明後日だった。
予知夢で見るものは未来。未来は現在のつみ重ねで変わってくる。だからあゆの死は回避できるはず。木島はそう考え、今回だけは一緒に戦うと力説する。彼女は木島の助けを邪魔だと断わるが、運命を変えたい木島は引かない。しかたなくあゆは、木島に神社の短剣を渡した。
夜、神社の境内に妖魔が来た。あゆは木島に隠れるように言って、飛び出す。相手はムカデの妖魔だった。戦いの準備をしていたあゆはムカデに善戦する。激しい戦いに木島は手が出せなかった。と、背後から二匹目のムカデが現れ、あゆの胸を貫いた。あゆは倒れた。
手当てしなければあゆが死ぬ。木島は短剣を構えてムカデに飛びかかった。が、はじき飛ばされてしまう。絶望する木島をムカデが殺そうとした瞬間、そのムカデは死んだ。あゆがやったのだ。彼女は逃げようとするもう一匹も倒す。胸を貫かれたのは、あゆの身代わりだったのだ。木島は怒りながらも安心するのだった。
一行あらすじ
男子高校生の木島が、好きな女子高生兼巫女兼陰陽術士のあゆが死ぬ予知夢を見て、それを阻止しようとするが、結局未来は変えられず、それでもあゆが敵を倒す話。
意表をつこうと思って、考えました。
木島が未来は変えられると力説するし、あゆは戦いの準備をしまくるので、読者はあゆは死なないと思い込む。だけどやっぱり死ぬ(身代わりが)――ってところが、意外な感じ。
山場はムカデとあゆの戦闘シーン。
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