主人公

氏名：吉永拓海【よしなが　たくみ】

年齢と学年：十五歳。高校一年生。

家族：両親と弟の四人。
　父親は製薬会社に勤めていて、収入は高いほう。
　母親はお弁当屋さんのパートタイマー。お昼にお弁当を買いに来るサラリーマンなどの接客をしている。
　弟は中学二年生。兄と違ってスポーツ少年。中学でサッカー部に所属している。

主人公が通っている高校：
　地方に古くからある名門校で、進学校。県立の共学高校である。文武両道をモットーにしていて、勉強一辺倒ではない。

主人公の性格など：
　基本的に真面目。学校の勉強はちゃんとやるので、成績は良い。アルバイトの仕事ぶりも真面目。他人に評価されなくても、自分の好きなことには打ち込む。
　人見知りをするタイプで、友達は少ない。女友達はいないに等しい。
　ファッションや芸能界には関心がない。そのため、そういったことに興味を持つ女の子たちが理解できない。彼には、周囲の女の子たちがみなバカに見える。思春期の男性として、女の子に興味はあるが、自分を理解して好きになってくれる女の子などいないだろうと諦めている。
　将来は、「普通に」大学へ行って会社員になろうと漠然と考えている。世間一般で言われる「まっとうな人」のコースを踏み外すことを恐れている。これは親の期待を無意識に感じ取っているから。本人はまだそれを自覚していない。
　彼は、サッカーに打ち込んで周囲から評価されている弟をちょっぴりねたましく思っている。自分の好きな肺魚のことは理解されないのに、なぜ弟ばかりという思いがある。



ヒロイン

氏名：風間吹雪【かざま　ふぶき】

年齢と学年：十五歳。高校一年生。ただし通信制の高校生。

家族：母だけ。もの心ついた時から、母親と二人暮し。
　母親は小さな飲み屋を経営している。女手一つで娘を育てた。美人で気立てのいい飲み屋のママさん。
　父親について、ヒロインは何も知らない。母親はヒロインに「事情があって、あなたの父親とは一緒に暮らせなかった」としか話していない。

ヒロインの学校：
　主人公と同じ高校。ただし通信制のコースなので、毎日は登校しない。月に一回の登校日（スクーリング）がある。
　元は郵便で課題が送られてくる方式だったが、最近は電子メールの利用も可としている。ヒロインはメールを使った通信教育を受けている。

ヒロインの性格など：
　偏屈ではないが、集団生活に馴染まない。大勢の生徒が教室に閉じ込められて、一斉に同じ授業を受けることを「気持ち悪い」と思っている。そのため、中学の頃から不登校気味だった。
　しかし勉強は好きで、一人できっちりやるので成績は良い。勉強したいけれども、集団生活をする普通の高校は嫌だった。ゆえに、通信制の高校に進学した。
　小学校の頃から、たびたびいじめに遭っている。母子家庭・母親が水商売・成績が優秀・外見が可愛い、など、いじめの原因に事欠かないため。（成績の優秀さと外見の可愛さは、同級生から嫉妬を買う）
　本人はいじめられたことを恨んでいない。他人は他人、自分は自分という思いが強く、常に自分のペースを崩さない。愛想が悪いわけではなく、他人とは普通に話す。
　生き物が好きで、肺魚などの風変わりな生き物が特に好き。自分と同じように、マイペースで生きているように思えるから。

〔ツリー構成〕

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┣【1097】 弟切、自己課題、テーマ「別れ」、題名「天の星、地の星」（11520字） 2004/9/17(金)22:54 弟切　千隼 (12256)

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┣【1142】 弟切、自己課題、テーマ「ボーイミーツガール」、題名「肺魚なボクら」、プロット 2004/11/24(水)00:32 弟切　千隼 (1199)

┣【1143】 弟切、自己課題、テーマ「ボーイミーツガール」、題名「肺魚なボクら」、プロットその２ 2004/11/24(水)00:35 弟切　千隼 (931)

┣【1153】 弟切、自己課題、テーマ「ボーイミーツガール」、題名「肺魚なボクら」、人物設定 2004/11/28(日)01:31 弟切　千隼 (2741)

┣【1154】 弟切、自己課題、テーマ「ボーイミーツガール」、題名「肺魚なボクら」、人物設定その２ 2004/11/29(月)01:52 弟切　千隼 (3595)